アスベスト(調査)の分析・調査
アスベスト(調査)の分析・調査のご案内
アスベストの分析
国内で調査対象物質となっている6種全てのアスベスト(クリソタイル、アモサイト、クロシドライト、アクチノライト、アンソフィライト)を分析しています。さらに、ISO法で分析対象となっているウィンチャイト、リヒテライトにも対応できます。
電子顕微鏡(SEM-EDX)にも対応
走査電子顕微鏡(SEM-EDS)による観察例(アモサイト ×1,000)
日本作業環境測定協会認定分析技術者
弊社では、公益社団法人 日本作業環境測定協会による石綿分析技術の評価事業(石綿分析に係るクロスチェック事業)にも参加し、同事業による「 Aランク認定分析技術者」が「建材製品中の石綿含有率分析」及び「建材製品中の石綿含有率測定」において、それぞれ2名在籍しています。
建築物石綿含有建材調査者
また、建築物石綿含有建材調査者も在籍しています。設計図書からアスベストの有無の判断、現地調査も行えます。
アスベスト(石綿)の建材分析
書面及び現場調査
建物に使用されているアスベスト建材を、竣工図書等の資料調査及び現地目視確認調査により特定します。
含有分析(定性・定量)
現地調査によって確認できない場合、試料を採取し位相差顕微鏡及びX線回折装置(JIS A1481)で分析をして判定します。
なお、ERA法、ISO法に準じた偏光顕微鏡、走査電子顕微鏡での分析も行っています。
-
石綿(アスベスト)の種類
分散染色法による確認例
(屈折率 1.550)
(屈折率 1.680)
(屈折率 1.690)
(屈折率 1.620)
(屈折率 1.618)
(屈折率 1.630)
アスベスト(石綿)の空気中濃度測定
工事に伴うアスベスト(石綿)濃度調査
アスベスト含有建材の除去、囲いこみ、封じ込めなどの工事実施時に空気中にアスベスト(石綿)が飛散していないことを確認します。
また、除塵装置の作動性能を、パーティカルカウンターを用いて測定します。
パーティカルカウンターを除塵装置の排気吹出し口に設置し、粉塵が除去されているかを作業前に確認します。
室内のアスベスト(石綿)濃度調査 -環境測定
事務所等、アスベストの含有が懸念される建材を使用している部屋、アスベストの除去をした後の部屋(効果確認)などの空気中にアスベストが飛散していないことを確認します。
室内の濃度測定
主要石綿分析機器
- 走査電子顕微鏡(SEM-EDX)
- X線回折装置
- 分散対物レンズ付位相差顕微鏡
- 偏光顕微鏡
- 低温灰化装置(プラズマリアクター)
- ローボリュームサンプラー